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業界初!
4K対応 画像歪補正/エッジブレンディングLSI IP00C790を開発
アイチップス・テクノロジー株式会社(本社 兵庫県尼崎市、代表取締役社長 柳井 明弘)は、『4Kに対応した、業界初の画像歪補正(ワーピング)とエッジブレンディング専用LSI IP00C790』を開発、2016年1月25日よりサンプル出荷を開始致します。
『IP00C790』は、4K画像(最大4096x2160, 60fps)に対して、画像歪補正(ワーピング)及びエッジブレンディング処理を単色(R,G,B)毎に行うことが出来るLSIです。
画像歪補正(ワーピング)とエッジブレンディング処理により、4Kのマルチプロジェクションシステムが実現でき、ハイエンド,高品位製品へご使用いただけます。当製品を3個使用することで、カラー4Kにも対応致します。
また、前段に当社4Kスケーラー『IP00C734』(*1)を直結することにより、容易に4Kシステムを構築することができ、従来品と比べ機能面及びシステムの簡素化を図れます。
さらにはフレームメモリを内蔵し、基板設計では大幅な省スペースを実現、4層基板での設計が可能となり、省コストが実現出来ます。
画像の回転角度は45度まで可能です。90度回転等と組合せる事で、任意角での画像回転が可能となり、従来のプロジェクターだけでなく、ビデオウォールやサイネージの様なアプリケーションでは、制約なしに画像を任意に回転させるシステムが実現可能です。
エッジブレンディングでは、領域補正に加えてドット毎補正機能を有し、プロジェクションマッピングに最適な製品です。
これからの4Kシステム展開に活用できる製品となっております。
(*1): 『IP00C734』は4K対応4ch入出力オーバレイ対応IP変換/解像度変換LSIです。
特徴
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画像入力
- 10bit RかGか B の単色データ @100MHz x2(2相)独自LVDS
- 40bit (10bit x4) RかGかBの単色データ @150MHz LV-CMOS
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画像出力
- 10bit RかGか B の単色データ @100MHz x2(2相)独自LVDS
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入出力画素サイズ
- 水平同期信号間隔: 16384画素
- 画像最大有効領域: 4096画素 x 2160画素
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外部/内部同期
- 出力同期信号は、内部/外部同期に対応
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補間フィルタ
- 水平/垂直6シンボル可分(FIR)フィルタ
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画像歪補正方式
- 補正座標テーブル参照方式
- 外部シリアルフラッシュまたは外部CPUからロード
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画像歪補正量
- 水平線/垂直線が45度傾く量まで補正可能, 回転角45度まで(任意回転可能)
- 局所的な垂直方向縮小率は0.3倍程度まで
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エッジブレンディング機能
- 領域補正に加えてドット毎補正機能も有り
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画質調整機能
- 16ビットガンマ補正機能(7セット分設定可能)
- 誤差拡散機能
- ユニフォーミティ補正
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画質調整機能
- 上下左右反転
- 90°回転
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CPU I/F
- 8ビットパラレル/4線シリアル(SPI)
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外付け画像メモリ
- 不要(DDR2-SDRAM 1Gbitを内蔵)
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シリアルフラッシュI/F
- 最大容量2Gbit x1個
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電源電圧
- 3.3V/1.8V/1.2V 3電源
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パッケージ
- 496ピンプラスチックBGA, ボールピッチ1.0mm, 27mmx27mm
製品情報ページはこちらをご覧ください。
お問合せ
アイチップス・テクノロジー株式会社
マーケティング部
〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江1-2-6 JRE尼崎フロントビル6F
TEL:06-6492-7277FAX:06-6492-7388