Embedded Technology 2016 レポート

2016年11月16日(水)~18日(金)の3日間,パシフィコ横浜にて開催のET展(Embedded Technology 2016)にて、弊社新製品の紹介及びデモを行いました。

 

  • 2KPiP及びワーピングデモ(使用製品:IP00C821)

先月10月に製品リリースを行ったばかりの新製品IP00C821のデモを行いました。 当製品は、スケーラー機能(解像度変換+IP変換)とワーピング(画像歪補正)/エッジブレンディング機能、さらには、CPUやEthernet/USB/SD card等の各種周辺機能を1チップに集積化した多機能チップです。
今回のデモでは、当デバイス内蔵のCPUの制御(Linux使用)にて、2画面のFHD入力画像のPiP及びワーピングデモを行いました。
従来製品(当社比)よりも小型/低価格化になった事も紹介させて頂き、当製品のみで高品位プロジェクターやモニター製品の主要機能のほとんどが実現できるデモを行い、多くの来場者の皆様から好評価を頂きました。

 

  • 4Kワーピングデモ(使用製品:IP00C790)

4K60Hz画像のワーピング(画像歪補正)のデモをIP00C790にて行いました。
ASIC製品にて4K60Hz画像ワーピング&エッジブレンドを行う事ができるのは、当製品だけです。(当社調べ)
当製品は、台形補正(4点補正)に対する形状補正エンジンを内蔵しております。
当デバイス機能を使ってのリアルタイム補正デモを実演し、高品位4Kプロジェクターをより簡単に開発出来ると高い評価のフィードバックを頂きました。

 

  • 画像任意回転デモ(使用製品:IP00C787)

IP00C787機能に代表される当社最新画像歪補正(ワーピング)チップを使い、2K画像の任意角度回転デモを行いました。
ディスプレイは360度連続で回転しながらも、肉眼で見える画像は固定して見えるデモの実演を行いました。
当該製品の応用製品はプロジェクターが中心でしたが、この画像任意回転機能を使う事により、ビデオウォール等の複数ディスプレイを自由な角度、場所に位置する事が可能である事を紹介しました。
多くの皆様が立ち止まって、当デモをご覧下さりました。

 

  • 4魚眼カメラ入力画像による360度ストリートビューデモ(使用製品:IP00C787)

4個の魚眼カメラを使用し、4個のカメラのレンズ歪画像を補正、且つ画像をつなぎ合わせ、あたかも1台のカメラが回転しているかのような、360度ストリートビュー画像のデモを行いました。
当社新製品であるIP00C787に代表される、ワーピング技術を使ったものです。
今回は当技術を使う事により、魚眼カメラ等のレンズ画像歪を補正し、様々なカメラ用途への展開を訴求させて頂きました。
今後も当デモをさらに改善していく予定です。ご期待下さい。


COMPUTEX TAIPEI レポート

2016年5月31日(火)~6月4日(土)の5日間、台北で行われた“台湾発世界最新ITトレンドショー”COMPUTEX TAIPEIに、弊社代理店のMICROMAX INTERNATIONALが出展し、弊社製品デモを行っていただきました。

 

  • 2K PiP及び画像360度回転デモ(使用製品:IP00C755/IP00C787)

IP00C755を使い、2K解像度まで対応可能な2入力・1出力のPiP(Picture in Picture)デモに加え、IP00C787を使い任意角度回転を併せたデモを行いました。

 

  • 4Kプロジェクター(2x2FHD)ワーピング&エッジブレンディングデモ
    (使用製品:IP00C787)

IP00C787を使い、4K画像における“ワーピング”と“エッジブレンディング”デモを行いました。
4K画像を、2x2(合計4台)のFHDプロジェクターにて画像を合成して映すデモを行いました。

 

  • 4Kマルチビューワーデモ(使用製品:IP00C734)

4K60Hzのディスプレイに対して、通常の1つの4K画像はもちろん、最大4種類のそれも非同期入力画像を同時にタイリング表示できる、“4Kマルチビューワー”のデモを行いました。
今回はシネマ向けNative4K(4096x2160)の液晶パネルでのデモを行いました。

 

  • 8 to 1マルチビューワーデモ(使用製品:IP00C734/IP00C755)

FHD(1920x1080)/1080pの8つの入力を、1つのディスプレイに映すマルチビューワーシステムのデモを行いました。


組込みシステム開発技術展(ESEC)レポート

2016年5月11日(水)~13日(金)の3日間,東京ビックサイトにて開催の組込みシステム開発技術展(ESEC)にて、弊社新製品の紹介及びデモを行いました。

 

  • 4Kワーピングデモ(使用製品:IP00C790)

1月25日にリリース致しました新製品IP00C790を使った4K60Hz画像に対応したワーピング(画像歪補正)のデモを行いました。
今までは、4Kワーピング&エッジブレンド製品としては、FPGAベースによるものを提供しておりましたが、日本で初、おそらく業界でも初めてだと思いますが、これらの技術を既成ICにて実現し、デモを行いました。
このIP00C790が出来た事で、4Kプロジェクターを使ったワーピング及びエッジブレンドがより安易に実現される事になり、4Kプロジェクターを使ったプロジェクションマッピングも時間の問題かと期待できます。

 

  • 2K PiP及び画像360度回転デモ(使用製品:IP00C755/IP00C787)

昨年に引き続きIP00C755を使い、2K解像度まで対応可能な2入力・1出力のPiP(Picture in Picture)デモに加え、IP00C787を使い任意角度回転を併せたデモを行いました。
IP00C787は、本来はワーピングやエッジブレンディングのICで従来は主にプロジェクターにて使われる製品でありますが、2Kまでの画像を任意の角度に回転させる事ができますので、ビデオウォール等の新しいアプリケーションでの使用が大いに期待され、多くの来場の方に注目を浴びました。

 

  • 4Kプロジェクター(2x2FHD) ワーピング&エッジブレンディングデモ
    (使用製品:IP00C787)

こちらはIP00C787を使い、4K画像における“ワーピング”と“エッジブレンディング”デモを行いました。
徐々にポピュラーになっている4K画像を、2x2(合計4台)のFHDプロジェクターにて画像を合成して映すデモを行いました。4つの画像の調整過程も示し好評のデモでありました。
当該技術はプロジェクションマッピングにも使われている技術であり、多くの来場の方から高い関心を寄せて頂きました。

※エッジブレンディング前

 

※エッジブレンディング後

 

  • 4Kマルチビューワーデモ(使用製品:IP00C734)

4K60Hzのディスプレイに対して、通常の1つの4K画像はもちろん、最大4種類のそれも非同期入力画像を同時にタイリング表示できる、“4Kマルチビューワー”のデモ行いました。
今回はシネマ向けNative4K(4096x2160)の液晶パネルでのデモを行いました。
IP00C734は、プロ用途4K液晶での現在主流のLVDSを採用しましたので、4K液晶パネルに直結駆動が可能となり、より安易にシステムが構築出来き、1チップのみで実現できる事を当デモにて訴求致しました。